2016年4月の「女性活躍推進法」施行に伴い、伊藤忠食品では女性従業員が活躍できる職場づくりを推進しています。当社の女性総合職の新卒採用は2005年度からと歴史が浅いため、女性総合職の採用比率向上を図るとともに、女性が一般職から総合職への転換や育児に関わる諸制度を利用しやすい職場環境の整備を進めるなど、多様な人材を活かせる職場づくりに努めています。
「女性活躍推進法」施行に伴う当社行動計画」
計画期間: | 2016年4月1日〜2021年3月31日(5年間) |
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当社課題: | 女性総合職採用の歴史が浅く、キャリア形成途上にある。 |
定量目標: |
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取組内容: |
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ある程度一般職の業務を経験した上で、より幅広い仕事をしてみたいという思いが芽生え、総合職への職種転換を決意しました。一方で、まだ制度利用の事例が少なく、不安もありました。実際、転換した当初は悩みもありましたが、温かく見守ってくれた上司や先輩、同僚には本当に感謝しています。仕事の責任も一段と重くなりましたが、日々やりがいを感じています。転換を希望する女性従業員の手本となれるよう、これからも努力していきたいと思います。
小原 千晶
伊藤忠食品では、社員のワークライフバランス実現に向けて、仕事と生活の両立を支援する制度を設けています。育児や介護などで男女ともに離職することなく働き続けることができるよう、2018年度も制度充実を進め、育児目的特別休暇を新設し、また2019年度からは時間単位有給休暇が取得できるようになりました。
ライフスタイルの多様化を踏まえ、今後も従業員が安心して働ける制度や施策の充実に努めていきます。
伊藤忠食品では、結婚・育児、配偶者の転勤や介護など家庭のやむを得ない事情により退職した従業員が、在職時の経験・知識を活かし、再び当社の従業員として働いてもらうことができる「ジョブ・リターン制度」を2016年度に制定しました。
当制度により高いスキルを持った従業員の再雇用や、女性活躍推進にも努めていきます。
2020年より、CSR報告書はコーポレートレポートに合冊させていただきました。